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2019.11.20
過労死等防止対策シンポジウムに参加
北関東共同配送の高伸物流です。
2019年11月20日(水)、厚生労働省主催による『過労死等防止対策推進シンポジウム』が小山市の白鴎大学国際ホールにおいて開催されました。当社役員もシンポジウムに参加し、労働時間の問題や、労務管理に係る知識を学んできました。
そのシンポジウムの冒頭で、ある一曲の歌が流されました。
それは約20年前、過労死した男性の過労死遺族である息子さん(マー君、当時小1)が発した言葉を詩にしたため、歌にしたという『ぼくの夢』という歌でした。
大きくなったら ぼくは 博士になりたい
そしてドラえもんに出てくるような
タイムマシンを 作る
ぼくは タイムマシンに乗って
お父さんの死んでしまう 前の日に行く
そして 仕事に 行ったらあかんて 言うんや
大きくなっても ぼくは 忘れはしないよ
得意な顔して作ってくれた
パパ焼きそばの 味を
ぼくは タイムマシンに乗って
お母さんと一緒に 助けに行こう
そして 仕事で 死んだらあかんて 言うんや
仕事のための命じゃなくて
命のための仕事だと ぼくは伝えたい
だから 仕事で 死んだらあかんて 言うんや
私はこの歌の存在を今の今まで知らずにいました。
当社の社員さんでも、まだ小さいお子さんのいるご家庭もたくさんあります。
そのご家族を守っている社員さん一人ひとりを守っていくのが、我々の使命であることを先ずもって痛感した瞬間でした。
とかく物流業においては、昔から過剰な労働条件が課せられ『キツイ・危険』のイメージが根づいている業界であり、昨今の働き方改革にともなう労働条件の改善を急務に行わなければなりません。
また、パワーハラスメント防止についてのシンポジウムもあり、当社社長が令和元年10月に示した『パワーハラスメント防止の取り組み』に添う内容であり、まさにホットな問題定義でありました。
当社において、今後も労働時間の管理を徹底して行い、またハラスメントのない職場環境を整え、安心して働ける会社づくりに邁進していくべく、再度気を引き締める機会となりました。